2016年3月31日木曜日

【Macintoshのお話】当方のお父上さまから・・・・・【その1プロローグ】

「PowerMac G3かG4で程度のいいOS9.2動く奴探してくれ」

おぅふ

両親は写真屋をしております
かくいう自分も技術的には写真の技術もあります
(といっても商売人としては、商売計算が下手なのでお父上の足元にも及びませんけど)


で、写真屋では今日の今日まで
Power Mac G3 がメインで稼動していました



しかもコレ。
でもまぁ実は非常に優秀なPCシリーズなのです

この後に出たのがタワー型の通称「青白まっく(PowerMacG3 BlueWhite)」
ベストセーラ機とも言える存在





















その後くらいに
PowerMacG4として出たのがコレかな?























で、サイクルが凄く早かった時期で、非常に多くの種類のMacが利用されていたPCビッグバン世代の機体ですね

Macintoshの方向性はWindowsよりも業務用に向けて開発されていました。
今もその名残は強いですが、今とは比べ物にならない位でした。


当時、パソコンで仕事をする分野が爆発的に増えていき
家庭用も増えましたが、家庭用のパソコンよりも
・安定性
・品質
・性能
などで数歩リードしていたのがMacintosh=Mac


印刷業界などで爆発的シェアを取りました

というのも、

画像処理をする場合、何時間もかけて1枚の画像に手を加えていくわけです
当時のPCはよくフリーズしましたので、何時間の加工編集がパーになるわけ
そのリスクとなるとそりゃもう大きいわけです

その為、価格的にも高いMacでしたが、安定性追求する印刷業界などは全てMacでした
動画編集業務もそうですが、その他安定性にお金をかける必要性を求める業界はMac一色でした
当時のwindowsは98~2000の時期ですね


そして何より強みだったのがMacは
「主メモリー領域のコントロールがうまかった」
詳しい方ならこれが意味する所がわかるはず

今では全くないですが、当時多かったメモリエラー
特にOSとソフトウェアなどの「ソフトウェア側起因のメモリエラー」がMacは少なかった

性能を上げる事に何より注視したWindowsは、早いパソコンをバンバン出してましたが、その分処理速度も上がり、熱ダレも起こり、エラー発生率が非常に高かった
そして家庭用向けを目指してとにかくソフト側もWindowsは量産されていった

結果、ソフト側のエラー、ハード側のエラーが多く、フリーズ率がMacより高くなってしまうわけです
今もそうですが、Windows対応の「あぶないアプリケーション」は多いです

Windowsは便利なソフトを自由に使いやすい方向性に伸ばす以上、大量にソフト開発が進み結果悪質なソフトも分母ベースで増えていくわけです


その点、業務用として方向性を伸ばしたMacは安定性を優先し、動きこそ同時期のWindowsより処理速度面で落ちるとしても、業務系鉄板ソフトとセットで使う際のポテンシャルはMacの方が数段上だったわけです



Windowsだと、数秒待機状態になったらメモリに送られたデータでふんづまりになってシステム全体がフリーズ。
その点、Macはソフトウェア毎にメモリの利用領域を割り当てられたので、そういったフリーズが起きにくい。
実際は、何かしらのソフト側がふんづまりにもなりますが、メインに動かしてるフォトショップとかはふんずまりで急激にCPUリソース食われいてもジリジリジリジリと動いてくれてシステム全体がフリーズせずに済むわけです

結果、おかしいな・・・と思ったら編集中のデータを保存して再起動。
といった対応ができてデータが守られやすい傾向がありました。


Macの特徴としては、CPU処理速度も遅かった
引き換えに安定性を手に残していた
という点もあります

パソコンのハードウェア故障の9割の原因に加担しているのが熱です
CPUやメモリ、HDDやマザーボードチップは触れない程の熱を持ちます
CPUなんかは90度を超えたりも・・・・・


各種チップ、CPUなどの処理速度を上げるには
電気をたくさん通す、事によって速度を上げられます
電気はチップの中を通る抵抗率によって熱を出します

現実には不可能ですが、2016年現在のCPUなども冷却が間に合えば通常3.2Ghz動作でも10.0Ghzでも20Ghzでも5倍10倍の処理速度で動かすことは可能です

液体窒素で冷却して瞬間的に物凄い速度で処理させて遊ぶ実験は動画などでyoutubeにあると思いますが、家庭用では非実現的ですよね



さて、

ヌンヌンさんのMac寄りうんちく プロローグ 1話はこれにて。
気が向いたら現行品までのMacとWindowsとを比較しつつチラシの裏ネタを書いていきます





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