2014年12月10日水曜日

ウツや心因障害など心の病のお話

さて、今日はたまにはまじめなお話。

皆さんの周りにもウツ病の方とか、心の病の方がいると思います。

統合失調症、心因障害、ウツ病、PTSD、などなど、心の病と言われるものには
たくさん名称があります。





ここで皆さん誤解をしないようにして下さい

お医者さんは患者さんの為にわざと病名をあてがう事も多々あります。
逆に病名を言わないこともあります。

これは医者が患者を診て、どうするのが一番良いかと判断して行います

超ネガティブな人間に、「あなたはウツ病です」とか言ってしまうと、

言われた本人というのは、「私はウツ病だから仕方ない、もう未来がない」などと

勝手に悪い方向に流れが進む場合もあり、

病名の宣告については非常に難しい問題になります。


そもそも、医学的にウツ病などという病名も、いくつかの項目が当てはまった場合に

病名として宣告するわけです。



しかし、ガンやウイルス性のカゼなどの病気と違って、

心の病気は本来、千差万別、人によって細かい部分では症状が大きく異なります

しかし、それでは救われない人が多い

病名がある病気だと理解する事で前に向かって進むことが出来る人間も多くいます


病名をつければ、全ての人に対応できる薬がなくても、時間と共に研究が進み、

細分化が始まります。

細分化されていき、現在はウツ病でも色々な細かい種類をつけられています。

今の時代はまだこの段階なのです。



心因障害というのは、おおまかに「心に起因する心の病」とされています

なので、心因障害と診断された場合、ひとまず大枠で当てはまる病名が見つからない場合か

またははっきりと病名を宣告しない方がいいと思われたときにこの心因障害という病名を使う事もあります。


統合失調症でも、歩くことも不可能、話す事も不可能な病状もあれば

普段の私生活に支障がない程度の病状の方もいます。



3人に一人は心の病を何かしらかかえてるとも言われる時代です。

統合失調症もクラスに一人程度の割合で存在し

ウツ病はクラスに3人程度存在する


こういった時代になりました。

元々、ウツ病は昔からありましたが、病気ではなくなまけ病とされました


今回はウツについて説明したいと思います。


医学書などからドーパミンやセロトニンなどの用語を引っ張り出してくると

読者の方が理解しずらいと思うので、おおまかに感覚で捕らえやすいように説明しますね



まず、ウツ病の大きな病状というのは

「無気力」「脱力感」「喪失感」

ウツには現在2種類、躁鬱といわれるハイな時間帯があるウツ病もあります。

今回説明するのは落ち込む方の症状を先に説明します。



ウツ病でも、実際は表面的には医療関係者でも簡単には外見や行動からは見抜けません

ですから、家族であっても、一般の方が病気かどうかを見抜くのは非常に難しい。


というのも、脳の伝達物質の出かた、ようするに脳内物質の分泌量などで症状がコロコロ変わるのです


ですから、脳内物質の状態が安定していれば、

元気です

普通です


でも、脳内物質のバランスが崩れると、

「非常に強い脱力感、やる気が出ない、幸せを感じない、やる気が出ない」

など、怠けているような風に見える症状が出ます


本人は頑張ろうと思っても、脳の中では脳内物質バランスが崩壊していて、

根性ではどうにもなりません


しかし、ここでまたややこしいのが

アドレナリンです。


ウツで脱力状態の人に言いたい放題言ってみると、怒りますよね

そうすると一時的にアドレナリンが大量に分泌され、一時的に活動する事が可能です


このアドレナリンやノルアドレナリンは脳内麻薬とも呼ばれ、

興奮状態になる事によって、本来脳内状態が異常でも、アドレナリンなどによって

一時的に麻痺させる事で活動する事が可能です。


その為、家族が言葉や体罰などで追い込み、そうすると動けるようになるので

一層怠けてるだけだと、誤認されてしまいます。



家族が脱力感や倦怠感、焦燥感など、なぜかわからないけど動く気持ちになれない

やる気が出ない。

こういった症状が出たときは慎重に見て下さい。


脳内のバランスが崩れる原因の多くはストレスです。

このストレスというものは、どんな人間でも感じ取る事が不可能です

たまに「ストレス多いわ」などといってる人がいますが、本当の部分でストレスが溜まってるかは

今の所判断できる医学検査方法もなく、本人の言葉の割りに実はストレスが溜まっていない場合もあり

逆に、ストレス溜まってると思っていなくても、ストレスのタンクが満タンになり溢れていきなりウツ病になる方も大勢います


これは私自信や私が入院してた間に出会った方々、医者の話からの見解です

特に、普段、愚痴や不満を口にする人はストレスタンクの底の栓を定期的に抜いている事になるようです

逆に、愚痴や不満を口にしないいい人ほど、

本人は気力が充実していて元気だから平気だと思っていても、

見えないストレスタンクに物凄い量のストレスが溜まっている場合もあり、

それらが崩壊する時は一瞬です。




倦怠感や脱力感、そういった感覚を現代医学ではセロトニンやノルアドレナリンなど

脳内物質が関係している事が判明して、それらの脳内伝達物質の操作するお薬で

病気の治療を行おうと推し進めています。


しかし、症状は脳内の物質のバランスの異常が関わっている為、

全員に効くお薬は存在しません。

Aさんには効いて、Bさんに効かない

そういった事が多々起こるため、また脳内の状態をキチント把握も出来ない為、

治療には時間がかかります。


脱力感ややる気が出ない、そういった症状が周りの人間に出た時は、まずは

体を温めてゆっくり寝かせてあげる事が初期治療でもっとも有効です。

寝る事で脳内では記憶などの整理が毎日少しずつ行われます。


ストレスの記憶は根強く、何ヶ月、何年もかけて整理されます。

その為、より強いストレスである程、多くの時間を寝る事と

お薬などによってバランスを保って、

記憶が整理されるまで何年も苦しみ続けるしかないという恐ろしい病気だとも言えます



健康で強いストレスで心を壊した事がない方には、

間違いなく理解できません。


もとより、病気になった本人ですら、何が原因かすらわからない事も多いのです。

ただ、現実には体の力が入らない、脱力感。

やる気が出ない、ネガティブになる、不眠、

そんな症状が出たとき、周囲の人間のほぼ全てはやる気の問題だと言います


実際に、叱咤激励して、病気の人の脳内にアドレナリンが出るまで追い込めば現実的に病状は一時的に消えて、というより、アドレナリンにより麻痺して、動くことも可能です。


その為、やっぱりやる気がないだけの怠け病だ。

と。勘違いされてしまうのです。




人間の脳というのは、意識層と無意識層に分かれます。

記憶というのは、一度覚えたことは人間は全て覚えています。


一度でも見た大きなビル。

その絵も実は窓の数も大きさも形も、寸分違わず思い出せるように出来ています。


しかし、必要以上の記憶は生命活動に支障をきたす為に、

人間は思い出せない無意識層に記憶を隔離してしまいます。


頭では思い出せなくても、無意識レベルでは記憶には残っていて、

永遠に死ぬまでその人を苦しませる事になります。

逆に幸せな記憶は無意識レベルで幸福感を与え続ける事にもなります。




そういった仕組みなどにいち早く対応しているアメリカなどでは

学校や企業などに、必ず専属のカウンセラーを用意しています。


日本はまだまだ遅れていて、根性論が根強く、根性論もいい部分も多いのですが、

今の情報化社会で生きていくにはセラピストやカウンセラーの必要性が非常に高い

でも、まだ日本では全くといっていいほど、それらの重要性は認知されていません。



人の話す事で、人間は記憶の整理を行う事が出来る仕組みも持っています。

その為、話しながら、記憶を改ざんする事なく、学び、気づきを得る事で、

辛い記憶を、辛いと感じないように修正して心のケアを行う事が可能になります。



私はよろず屋として、カウンセラー、セラピスト、スピリチュアルカウンセリングのお客さんにも対応しています。


まだ100にも満たない数の経験ですが、明らかに気づいた事があります。

それは

心を壊す方のほぼ全てが根が優しかったり、正常な常識を持っている人である事

そして、何より普段から人の悪口、ねたみ、いやみ、うらみ、そういった言葉をばらまいていない事



ようするにいい人ほど心を病むのです。

狡猾でずるがしこい人ほど、ストレス耐性が強い傾向にあります。

ある意味、弱肉強食の慈悲すらないこの世界の本質に気づいた賢い人間です


逆に、神さまにすがって、信仰心が強く、優しく、良識常識をきちんと道徳的に持っている人ほど

心を壊します。



昭和60年代以降、

急激にIT化が進み

あらゆるニュースや情報をインターネットを使って入手も可能になり

書籍や雑誌もあらゆる場所で売られています。



人は、大きな事件などに食い入るように飛びつきます

そうして、世界がどれだけ不公平か気づいてしまう世の中になってしまったのです


今までは小さな町で情報は周囲10kmの人口程度の情報が主流で、

その町から出ずに育ち、色んな情報を得ていても、必要最低限で生きていけました



しかし、


現代社会では、情報が溢れかえってしまい、マスコミは視聴率や悲しい事件事故を

主力として情報を垂れ流す世界です。


表面的には人事ですが、深層心理にはこれらの非道な情報は重く積み重なっていきます。


情報化社会も良し悪しです。

田舎で土いじりしながら必要な生きる情報のみで生きている方が

きっと人間は幸せに生きていけるでしょう。


少しウツや心の病から離れましたが、こういった時代背景も心の病に強くつながる要因です



現状、ボランティアなどで心の相談などのコールセンターがあります

確かに大きな進歩です

そういった機関の重要性をやっと認知が広まってきたと言えるでしょう。

しかし、問題は教育です。

そういった機関で働く、ボランティアする人間の多くは医学的にも解明されていない心の病を

どこまで理解しているでしょうか?

今後の課題は国家資格としてセラピスト、心理カウンセラー、を大きな資格として、

非常に難易度の高い、高収入な仕事になるように整備し、

教育基準を整えて、国を挙げて根性論も必要だけど、心側のケアの方法の教育にも

より一層熱を入れていって欲しい。


切に願います。

まぁ今の韓国や中国の関係議員が横行するような国会というシステムでは

とてもじゃないでしょうが実現出来ないと思いますが。



なので個人的に大統領制をヌンヌンは支持します。

1トップ5ダウンの大統領制なんかがいいと思います。

1トップに対して、5人の側近の意見が過半数以上の決議が取れれば施行していくような

そういったシステムでもない限り、大きな改革は望めません。


今の国会は後手後手に回ってしまいます。

議員さんたちは必死です

必死だからこそ、人数が多すぎてまとまらない


情報化社会の進捗度合いと、国の運営方法がもうおいついていないと思います



人生相談のよろず屋家業で、よくお話にあがるのがDV(家庭内暴力)です。

これは、実際に殴る蹴るだけではく、言葉も含みます。

家族に感情のまま死ねといったり、一生心に残る傷跡を植えつけます。


DVの一番怖いのはマインドコントロールです

人間は、支配される人間として変化する事が多くあります。

その支配する為に使う手段が暴言と暴力と恐怖です。


これらを使えば、簡単に人をコントロールできてしまいます。

恐怖心を煽れば言いなりに出来ます。


元々人間が持つ生きる為の、繁栄する為の資質です。


殴られて怒鳴られて、

でも、その後に「さっきはやりすぎた、ごめんな」なんて言われると

人間はコロっとマインドコントロール下に置かれてしまいます。




アメリカの論文を含む実験結果で

犬1匹に対して、

A 毎日エサをあげる人
B 毎日ムチで叩く人


を用意して、何週間かすると、犬はBの毎日ムチで叩く人になつきます

これは生存本能です。

人間も同じものを持っています。


より強い人間に支配される=守って貰える

そういう風に何千年とかけて進化してきた結果、こういった資質を人間も持っています。



しかし、この1世紀、急激に平和や平等が謡われ、弱肉強食の世界が、

平和や平等という対極の世界に変貌してしまいました。


当然人間の進化が追いつくわけもなく、

今の心の病の蔓延を起こしている側面もあります。




長くなったので今日はこの辺りで。

よろず屋ミヤジでは、30分3000円のなんでも電話相談を受け付けております。

お気軽にお電話下さい。

私も体を壊しておりますので、対応出来ないときもあります。

最近口コミで多くの方から各種相談を受けていて、体力的にお力に慣れない事もありますが
もしご興味がありましたらお気軽にお電話下さい。





070-5503-3842
通話料無料(カケホーダイプランですから、番号通知して頂ければ折り返します)
30分毎3000円
成功報酬製度=支払いは納得頂けた場合のみ後払いです

話して価値が無かった。と思われたらお支払いは不要です。
または、電話の価値は相談者さんが決めて下さい、9000円分の時間相談でも5000円の価値だったと思ったら5000円で結構です。


スピリチュアルカウンセリングは別途相談可能です。
基本的にはあまりお受けしたくないので、値段設定も高くなりますが、
状況要望により相談でスピリチュアルカウンセリングもお受けします。


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