2013年3月12日火曜日

ドラッグ、戦争を考えてみる

 
ここを見ている人なんて少ないだろう
 
まして、その中でドラッグ経験者なんているかどうか。
 
 
 
ドラッグというと、一般人からすると非常にかけはなれたシロモノで
 
自分の環境に割り込んで来る事など皆無だと思う
 
 
 
だけど、実際には、ドラッグは私たちの身近に、
 
すぐ真横に存在している
 
 
 
ヌンヌンは関西で育った
 
奈良で生まれ、学生時代は京都に長くいた
 
神戸や大阪でもよく遊んだ
 


 
そして大学時代、周りにはマリファナ、マッシュ系などを使っている人間が驚くほど大勢いた
 
大学生位になるとアルバイトも自由に出来て、ドラッグを買える位の経済力を手に入れる
 
しかし、肝心のドラッグに対する教育はほとんど受けない
 
 
 
実際の所、ドラッグと一言でまとめるのは簡単だけど、
 
使用者が身近に居たため結構色んな話を聞いていて
 
どれも一緒というわけではない
 
 
 
 
比較的、中毒性が低いのが意外とマリファナだったりする
 
マリファナは「欲しくてたまらない!!!!」といった禁断症状が少ない
 
ただ、どちらかというと幻覚作用系らしく、使えば絶対気分が良くなるものというわけではない
 
 
コカイン、ヘロインなどは非常に強い禁断症状が出るらしい
 
なので、これは不確かだけど、国によっては
 
「マリファナOKだけど、タバコは禁止」なんて国があるとか?
 
 
 
で、なぜドラッグの話を書いてみようと思ったかというと
 
実は、ヌンヌンは麻薬を使っている
 
と、いっても、病院で処方された痛み止めのモルヒネなんだけども
 
でも、モルヒネも依存度が十分ある
 
経緯は端折るけど、事故で耐え難い肉体の苦痛が今なお続いているから服用している
 
 
 
 
色々な痛み止めを使ってみて、結局、効果があったのがこのモルヒネだった
 
モルヒネと出会って、ヌンヌンの精神は大幅に苦痛から開放された
 
この辺りは医学的にコントロールしている量だからこそこういった事が言えるわけだろうけども。
 
 
 
モルヒネに出会うまでのヌンヌンは痛みで日常生活のほとんどが困難だったし
 
なにより、突然襲ってくる痛みに対する恐怖で身も心もズタボロだったけど
 
モルヒネのおかげで恐怖からは大幅に開放された
 
 
 
別段飲んで気分が大きくなるといった部分はほとんど感じないし
 
そもそも快楽なんてない
 
もし今の10倍飲んだらそういう領域に入るのかもしれないけど、
 
麻薬系に分類される薬をオーバードラッグなんて出来るわけがないのでわからない
 
 
 
歴史上、麻薬というのは快楽の為ではなく、医学や経済の事を考えて研究開発されてきた
 
特に戦争
 
日本ではヒロポンなんかが有名
 
実は、世界的に現在進行形で中毒患者が何百万人といると言われているメタンフェタミンも日本人が研究開発したドラッグだ
 
メタンフェタミンは戦中に作られ、ヒロポン同様日本でも使われたわけだけど、
 
結果的に日本ではヒロポンがシャアを占めたらしい
 
 
 
で、ここからがヌンヌンが思った事だけど
 
まず先に言っておきたいが、ドラッグが国の政策で使われたのは日本だけではない
 
だけど、日本の零戦特攻などのパイロットは特攻前にヒロポンなどのドラッグを配布されたらしい
 
 
 
靖国で会おう
 
 
 
そう言って特攻する。
 
死よりも日本の国を思う強さが強くて、特攻する
 
その姿は幼少期からずっと、日本人の誇りでもあると思っていた
 
 
でも実際は
 
ドラッグで高揚感に包まれて死んでいった人が大勢いると言う事
 
 
 
これを考えたとき、日本人の誇りという気持ちが少し薄れてしまった
 
とこの国でも兵士にドラッグを配布したりしている
 
ドラッグによって、不眠不休、食事もせずに何日も動き続けられる
 
まるでゾンビだ
 
兵士としては理想的だが。
 
そういった薬によるものが戦争の側面には必ずある
 
 
 
 
冷静になって、神風特攻隊を自分はなぜ誇りと思える価値観を持ってしまったか考えてみた
 
ハンムラビ法典じゃないけど、目には目を歯に歯をといった、
 
相手の命を一方的に奪うのではなく、命と引き換えにする、といった
 
美学なんかも感じているのかと思った
 
 
 
また
 
国、家族を守る為に命を捨て戦う
 
ここまでの決意を尊重しようと考える美学?
 
その決意をドラッグが支えていた?
 
 
んー
 
なんか結局、誇りに感じていたのは「人間としての美学」からなのかな?
 
っとちょっと考えてしまう
 
 
 
 
 
 
また暇なとき考えてみよう
 
 
 
 
 
そして、ドラッグについてだけど
 
今ヌンヌンはモルヒネを辞める為に結構苦労している
 
他のドラッグのような使い方をしてなくてもこれだけ苦労する
 
 
もし快楽や高揚感、そういった効果を得られるドラッグならなお更辞められないと思う
 
 
 
 
ただ、大人になってちょっと思うのは
 
ドラッグしたいヤツは勝手にすればいい
 
そして身を滅ぼす責任を後々取ればいい
 
 
 
これだけは言えるけど
 
ドラッグはハイリスクローリターン
 
ギャンブルで言えば確実に負ける勝負
 
 
 
 
一般的収入なら金銭的に破綻は免れない
 
肉体的には間違いなく大きく体を蝕み、薬害で病気の発症率を大幅に上げる
 
人間関係も失う
 
人に迷惑もかける(ドラッグ対策に対して税金がどれだけ使われているか)
 
 
 
そして得られるのは快楽と、幻覚だけ。
 
ローリターンすぎる
 
 
 
ヌンヌンは元来、負け戦はしない
 
なのでパチンコスロットはもうしない
 
昔は勝てたのでパチプロしてたけど、今の台は楽しいだけ、トータルで大きく勝てないからやらない
 
 
 
って事でドラッグもしない
 
ただ、もし自殺する時はドラッグで幻覚でも見ながら高揚感に浸って自殺したいけどねw
 
死ぬときならドラッグするかもなぁ・・・・
 
 
 
あと、正規で販売されているものにも中毒性のある薬物はある
 
近年は極端に減ったけど
 
それらもドラッグ
 
昭和の頃なんて今ドラッグとして禁止されている薬が普通に薬局にあったりした
 
 
 
なので、薬局=安全 とか考えるのは甘い
 
脳停止して行動しないように、しっかり人間がんばりましょう
 
 
 

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