2013年3月2日土曜日

パソコンヲタクとシステム管理者の違い

私は、仕事でパソコンのシステム管理者のような仕事をしています

それがメインってわけじゃないんですけどね


で、よく思う事がある。



Administratorとか、システム管理者、こういった人間ってのは、かなりコンピューター関連に対して幅広く知識があります。

ですが、システム管理者だと思い込んでる人間が世の中には大勢います


本当のシステム管理者というのはいったいどのようなものか?

それはコミュニケーション能力の有無です。


コミュニケーション能力がないシステム管理者は、単なるコミュ障害の知識ヲタクです。

よくいるんですよ

ネトゲとかしてると・・・・




例えば Aさん=パソコンに詳しい  Bさん=パソコン素人で全然基礎から分かってない一般人

B : あの解像度が変えれないんです
A : コンパネのドライバ設定変えた?
B : えと、どこですか?
A : コンパネです、開いたらあるでしょ?そこで解像度見てください
B : コンパネってどこから見るんですか?
A : winキー押したら出てくるだろ?


Aさん=典型的なコミュ障害ヲタク のパターンです

ではシステム管理者ならどう受け答えするべきでしょうか?


C=システム管理者 B=上と同じ一般人

B : あの解像度が変えれないんです
C : 今プレイしてるゲーム側の解像度ですか?それともパソコンのデスクトップ自体が変えれないのでしょうか?

B : えっと、ゲームの解像度です
C : ゲーム側の設定項目リストを変更しようとしても変更が出来ないって事でいいのかな?
じゃぁひとまず、windowsキー押すと、コントロールパネルがあるのでクリックして開いてください

B : 開きました
C : アイコンの名前の中に、Nvidiaって文字が入ってるアイコンあったら開いて、解像度今どうなっているか見てみて下さい。

B : ありました、開いたら1920*1080に現在設定できています。でもゲームは1280*720なんです、ゲームを1920にしたかったのですが・・・
C : となると、ちょっとややこしいですね
   ゲームのソフトウェアはwindowsやそのnvidiaのドライバソフトのファイルを参照してるんです。
   参照しているファイルにはこのPCで表現可能な解像度リストが書いてあります
   恐らく、その参照先ファイルがおかしいのかもしれません
   出来る事といえば、グラフィックドライバの再インストールですね



ってのがまともなやり取り。

AとCの決定的な違いは、まぁ見ても分かると思うけど。

Aは自分の知識を「自分が理解できる話し方で、羅列して説明した
CはBの知識レベルを非常に低く設定し、初心者として想定し、子供にも分かるように説明した。

Aは完全にコミュ障ですね、5W1Hを必要最低限すら使えておらず、相手のレベルや理解度を想定できない。また自分が賢いと思っている為、見下して話している。


まとめると
システム管理者というのは、ある程度IT知識が豊富です
でも、砂浜に落ちている砂と同じだけの情報量がIT世界にはあります
全ての砂を両手に持つことは不可能です、持てる知識は限られていると理解しないといけませn
また、システム管理者などになればわかりますが、全てのIT知識万遍なく覚えることは不可能です
絶対に不可能です。

なので、必要になるキー部分を中心に満遍なく学びます
パソコンヲタクと比べると、実際知識量ならパソコンヲタクの方が多いでしょう
でも、上に出てきたAさんというパソコンヲタクは「知識を伝達させ、相手に理解させる事ができない」のです

システム管理者に求められる、というか、必須なスキルは、知識量だけではなく、それよりも、コミュニケーション能力です
この人にはこう言えば理解してもらえる。という想定した上での会話の運び方。
これが大事です。


アホに多いんですよね
会話でこういう話するやつ
「山田さんと会ったわ」
いつ、どこで、何をしている時、どのように、誰と、結果どうなった。これらが会話に入らない、少なすぎる。

「今日ABCマートに買い物行ってたら、山田さんと会ったわ、娘さん連れてた。体育館シューズ買いにきたんだって。家族仲よさそうだった」

って、話せばひとつの会話からモリモリ話しが広げられる、聞いてる相手が話しやすい。
ようするにこういった話し方をすると、相手の為になるんです。



話しもどりますけど

私はパソコンヲタクです
そして、仕事としてシステム管理者もしています
パソコンヲタクではない理由は、人に説明するのが非常に上手だからです。
ちょっと今日のネタ内容は走り書きなのでひどいですがw

はっきりいいます
知識だけあってコミュ障害のバカは口を開くな、偉そうに説明しようとすんな。
相手が「かわいそう」だから。

この手の問題でのやりとりの結果
コミュ障ヲタクに説明されると、一般人は「パソコン嫌いになります」
物凄い高い確率で。まじでなります。


コミュ障ヲタクは必死に、伝わらない言い方でベラベラ説明し、相手は当然理解できません。
そしたら見下してなんでわからないの?といった風な空気を平気で作ります
そして、「こうすれば解決するよ」という答えを出してはいるけど、相手は結局理解できません

そうなると相手は、
「私バカだから詳しい人の言ってることわからないや、もういいや、パソコンもう覚えられない
あんな難しい言葉とかいっぱい勉強できないよ」

そしてパソコン嫌いが増えていくんです


パソコンってのは小学生が使えるくらいのおもちゃです
年齢制限するとしたら8歳以上ですね


バカでも覚えられます。
それほど教え方のうまい人から学べば簡単です。


みなさん
ちゃんとしたシステム管理者ではない、コミュ障パソヲタと出会ったら言ってやりましょう
「あなたの説明じゃ理解できないからもういいよ」って。

はっきり言います

「教えるのがうまい人から学べば、パソコンはおもちゃです。難しい事なんて一切ありません」

システム管理者というのは、パソコンの事を一切わからない人間がたやすく理解できるように知識を使ってパソコンなど機械と人間を相互に繋げられる人だけを言います


詳しくない人間に教えられない人は、単なる知識ヲタクです。

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